芝生の正しいお手入れ方法って!?年間スケジュールを交えてご紹介

皆さんこんにちは!
お庭のパートナーの小林です♪

今回は天然芝のお手入れ方法について書いてみたいと思います。

人工芝と違い、天然の芝生はお手入れを怠るとお庭が荒れてしまうという大変さがありますが、きちんとお手入れが行き届いていると、見た目にも美しい青々としたお庭にすることができます。

基本的なお手入れは芝刈り水やり除草施肥の4つですが、時期によってお手入れ内容が変わってきます

どんなところに気をつけながらやったらいいのか、年間スケジュールを交えながらご紹介していきますね!

【3月から4月頃】春の芝生のお手入れ

芝生は暖かくなる3月頃から育成準備に入っていきますので、以下のお手入れを中心に行なっていきます。

① 除草
雑草は見つけ次第こまめに撤去してあげるのがいいですね。

雑草は根ごと取り除かないとすぐ生えてきますので、丁寧に取り除きましょう。

「芝刈り機で芝ごと雑草も刈っちゃえばいいのでは?」と思うかもしれませんが、芝刈り機は柔らかい芝を刈ることを前提に作られているものが多いので、固い雑草を刈ると刃が痛んでしまいます。

また、伸びてしまった雑草を刈ろうとすると絡まってしまうので注意が必要です。

除草の手間がどうしても面倒だという方は、芝生用の除草剤を検討してもいいかもしれませんね。

② 目土(めつち)入れ
目土入れとは、芝生に土をかけてあげることで、芝の生育を促し、地面の凸凹を修正していきます。

目土入れ専用の土をまいてトンボなどで広げ、たっぷり水をやりましょう(葉っぱが埋まってしまわないように注意!)。

ただし、毎年目土入れをしていると、だんだんお庭の高さも上がってきますので、必ずしもやらなくてはならないというわけではありません。

③ エアレーション
エアレーションとは、芝生に穴や切れ込みを入れて新鮮な空気を地中に空気を入れてやるお手入れ方法です。

夏と冬は芝生が弱っているので、この期間または秋ごろに行うのがいいでしょう。

土の通気性が向上することで水ハケが良くなり、病気の予防にもつながりますし、古い根を切ることで刺激を与え、成長の活性化にもつながります。

専用の機器やエアレーション用のスパイクなどで行うのが一般的ですが、芝を傷つけてしまうのが不安な方は、私たちのような専門業者に依頼することをお勧めします。

④ 肥料やり
肥料やりは基本的に3月、6月、8月の年3回程度、チッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)がバランスよく入った芝専用の肥料をまいていきます。

肥料をまいた後は水やりをして、芝生全体に行き渡るようにしましょう。

また、肥料のあげすぎは「肥料やけ」つながり、葉や根が痛む原因になりますので、肥料の説明に書いてある分量を守ることが大切です。

【5月から8月頃】夏の芝生のお手入れ

5月に入ると本格的な発育時期が始まります。

この時期にこまめにお手入れをしてあげることで、芝が長持ちしますよ!

① 水やり
水やりは土が乾いたら行います。

天候によって1週間以上地面が乾いている状態が続いているときなどは、散水ホースなどを使ってたっぷりと水を与えてください。

ただし、水をやりすぎると根張りが悪くなってしまうので、ミストタイプの細かいシャワーを満遍なく与えることで芝生への負担が軽減されます。

また、風のない早朝に水やりをすると、蒸れや病原菌の繁殖を抑えることができますのでおすすめです。

② 除草
どの季節であっても除草は大切です。

暑い時期は特に雑草が生えやすいので、注意しましょう。

3月から4月の項目でもお伝えしましたが、芝刈りをする前にやるのがポイントですね。

③ 芝刈り
芝生のお手入れといえば「芝刈り」です。

芝生は伸びすぎると枯れてしまうので、5cmから6cmの長さになったら半分の長さになるようにお手入れしましょう。

5月から6月は月1、2回、7月から8月は月2、3回程度行います。

芝刈り機は大きなものから軽量なコードレスの物まで様々な種類がありますので、お庭の規模やお好みに合わせて購入してみてください。

そして芝刈り機で刈るのが難しい建物のキワなどは芝生バサミを使って作業していきます。

また、刈り取った芝を放置しておくと、根腐れや病害虫の原因になりますので、必ず集めてゴミとして処分しましょう。

④ 肥料やり(6月、8月)
3月から4月の項目でもお伝えしましたが、肥料の説明に書いてある分量を守ってあげましょう。

【9月から10月頃】秋の芝生のお手入れ

① 水やり
夏同様あげすぎに注意しつつ、適宜行なっていきましょう。

② 除草
年間通して除草は大切です。

③ 芝刈り
暑い時期が続く場合は月2、3回、涼しくなってきたら月1、2回程度やってあげましょう。

【11月から2月頃】冬の芝生のお手入れ

芝生の発育は10月頃までで、11月から2月頃は芝生の休眠期間になります。

この期間はほとんどお手入れ不要ですが、落ち葉の除去や除草をするなど軽めのお手入れをしてあげると、芝生が春先元気に息を吹き返します。

天然芝の導入や維持管理でお悩みの方はお問い合わせください

いかがでしたか?

今回は芝生の正しいお手入れ方法を年間スケジュールと共にご紹介しました。

芝生のお手入れ方法を知りたかった方は、是非参考にして頂けたらと思います!

また、エクステリアに天然芝を導入したい方や、芝生の維持管理でお悩みの方は、是非私たちにご相談ください。

プロ目線でしっかりお庭づくりのお手伝いをさせて頂きますよ♪