皆さんこんにちは!
お庭のパートナーの小林です♪
今回は造園とは切っても切れない害虫対策についてお話ししていきたいと思います。
1度虫がついてしまったら駆除するのはとても大変です。
どんな木や花にどんな虫がつくのか、どうやって駆除していくのかなどお伝えしていきますね!
■害虫対策の季節
害虫たちは、新芽の季節や葉っぱが活発に成長する季節に発生します。
私たちもそれに合わせて春先、夏前、秋口など、季節の変わり目がとても忙しい時期になりますね。
特に害虫がつきやすいものの代表としては、ツバキやサザンカなどが挙げられます。
ツバキ
サザンカ
咲くととても綺麗な花たちなのですが、
「綺麗な花にはトゲがある」
とでも言いますか、害虫がとても付きやすい植物ですね(少し大袈裟ですかね(笑))。
■どんな虫がつくのか
どんな害虫がつくのかといえば、代表的なのがチャドクガ(茶毒蛾)、イラガの幼虫、要は毛虫の類です。
チャドクガ(茶毒蛾)
チャドクガは日本を代表すると言っても過言ではない毒蛾。
お茶の木に付きやすいことから茶毒蛾と呼ばれていますが、ツバキ科植物の葉にも多く発生します。
毒針毛(どくしんもう)といわれる毒針で刺されてしまうと、赤い発疹が出て皮膚炎を発症してしまいます。
そして厄介なのが、風で飛ばされた毒針、卵やマユ、成虫も触ると危険なのです。
万が一刺されてしまった場合には、粘着テープを刺された箇所に貼って毒針を取り除くか流水で患部を清潔にし、抗ヒスタミン軟膏を塗りましょう。
また、ひどい場合は必ず病院へ行くことをお勧めします。
イラガ
イラガ類は雑食性なので、柿の木、桜や梅、バラ科の植物やキンモクセイ、紅葉など樹木全般に付きます。
夏から秋にかけて発生して、マユを作って冬を越し、春にサナギ、そしてまた夏から秋に成虫というサイクル(涙)。
こちらは一部の種類を除いて成虫やマユに害はありませんが、幼虫に刺されると電気が走ったような痛みを感じます。
イラガの幼虫に刺された場合も、粘着テープを刺された箇所に貼って毒針を取り除くか流水で患部を清潔にして、抗ヒスタミン軟膏を塗り、ひどい場合は必ず病院へ行きましょう。
■DIYで駆除できなくはないけど…
害虫駆除はホームセンターで売っている専用のスプレーなどでやることもできますが、正直あまりお勧めできません。
何故なら刺されるリスクが高いですし、先ほども言ったように毒性が強いのでかなり危ないと言えます。
そして駆除だけでなく予防の観点からも、キチンとしたプロに任せていただいた方が良いかと思いますね。
わたしたちは噴射専門の機械を使って作業しますし、高い木などでも行き届いた消毒ができます。
また、お隣との境界線近くに生えているなど、困難な部分でもしっかり対応いたしますよ。
害虫対策でお悩みの方は是非お庭のパートナーにご相談くださいね!