皆さんこんにちは!
お庭のパートナーの小林です♪
今回は外構工事の定番、「土間打ち」について書いていきたいと思います。
土間打ちとは、床面に施工するコンクリートのことで、駐車場や玄関に続くアプローチなどで施工することが多い工事です。
どうやってやるのか、どんなところが大変なのかなど、説明していきたいと思います!
■土間打ちの施工手順
では、土間打ちの施工手順をご紹介していきますね。
今回は駐車場の土間打ちを例に説明していきましょう。
① 土を掘削する
土間打ちでは敷石を詰め、コンクリートを流し込む作業を行いますので、その分土を掘っていきます。
どれくらい掘るのかというと、敷石分10cm+コンクリート分10cmの合計20cmほどが一般的ですね。
ショベルカーやシャベルなどを使って掘っていくのですが、機械を使う場合は工事音が発生するので、住宅地では9時〜17時の間で行うようにして、周りの方の迷惑にならないよう心がけています。
② 敷石を詰め、転圧する
これは、コンクリートを施工した後に地面が沈下するのを防ぐために行います。
RCといわれる砂利を敷いていくのですが、コンクリートを流し込む施工面が均一に、そして平坦になるように考えながら作業をしていきます。
敷石を敷いたら、しっかりと転圧して地盤を固めていきます。
ここでしっかり転圧しておかないと、コンクリートの重さで地盤が沈んでいってしまいますので、丁寧に作業を行います。
③ 型枠、ワイヤーメッシュの設置
施工する形状の型枠と、コンクリートの強度を上げるため、ワイヤーメッシュという溶接金網を設置していきます。
十分な強度が出るように、鉄筋の感覚や太さをしっかり考えて設置するのがポイントですね。
④ コンクリートを流し込む
下地がしっかり出来たらいよいよコンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートは3回に分けて乗っけていくのですが、まずは第1段階のコンクリートを流し込んで、トンボと呼ばれる道具を使ってしっかりならします。
そして第2段階のコンクリートを流し込んで鏝(コテ)でならします。
土間打ちで使う鏝の種類については、次回のブログでご紹介してみたいと思いますので、お楽しみに!
⑤ 表面の仕上げ
そして第3段階では表面をしっかりツルツルにしていき、コンクリートが固まる前に「刷毛引き(ハケビキ)」という作業で仕上げを行います。
せっかくツルツルにしたコンクリートを刷毛を使って荒らすのですが、駐車場は雨水などが流れやすいよう勾配をつけているので、足が滑らないようにわざと表面に筋目をつけるという訳です。
もちろんただ荒らすのではなく、見た目が綺麗に見えるように仕上げていきます!
■完成お引き渡しまでの期間は1週間程度
いかがでしたか?
今回は「土間打ち」について説明していきました。
コンクリートは固まってしまうと修正が効かないので、下地段階から丁寧に作業させていただいています。
施工開始から完成お引き渡しまでは、天候にもよりますが大体1週間程度といったところでしょうか。
キレイに施工されたコンクリートは見ていてとても気持ちが良いですし、お客様に喜んでいただいています!
お庭のパートナーでは、外構工事を丁寧に施工できる腕利きの職人が揃っていますので、ぜひ私たちにお任せください♪